展示会営業の迅速化を実現するimmedio Formsの導入事例
はじめに
展示会営業は、多くのビジネスシーンで重要な役割を果たしています。しかし、従来の手法では、リードの取りこぼしや顧客へのフォローが遅れがちでした。そこで、株式会社インターファクトリーが導入したのが、株式会社immedioが提供する「immedio Forms」です。本記事では、同社の展示会営業がどのように変革を遂げたのかを紹介します。
immedio Forms導入の背景
インターファクトリーでは、2021年以降、インサイドセールス(IS)チームを組織し、展示会やWebなどで得たリードに対し初期対応を行う体制を整えました。しかし、手作業による名刺貼付やメモ記録、Excelへの転記は業務に無駄を生んでいました。このような状況下、展示会後の即日対応と社内データの迅速な共有を狙い、immedio Formsの導入を決定しました。
導入の決め手
複数のツールを比較した結果、immedio Formsは「実用性」と「ユーザーインターフェースの使いやすさ、そしてコストパフォーマンス」がポイントとして評価されました。特に、直感的に扱える設計が大きな魅力でした。導入にあたっては約2週間の準備期間が設けられ、カスタマーサクセスのサポートを得て迅速に初期設定を行いました。
導入後の成果
展示会での運用が始まると、名刺交換の際にタブレットで情報を即時に記録できるようになりました。Salesforceとの連携が実現したことで、社内全体がリアルタイムでリード状況を把握でき、フォロー体制も強化されました。さらに、日程調整画面が自動で表示されるため、来場者はその場での商談予約が可能となり、展示会全体のアポイント数が10%増加しました。これにより、従来の紙でのメモ記録やExcel転記は不要となり、ISチームの工数削減にも成功しました。
営業チームのスピード向上
即時データ共有によって、営業チームの対応が迅速化しました。具体的には、展示会で顧客が興味を持った内容を記録し、その場で予約を取ることで、商談につなげる確率が格段に上昇しました。近藤彰洋様は、「展示会で説明した内容を覚えているうちに予約してもらえるため、後日フォローよりも商談に繋がる確率が高くなった」と語っています。
今後の展望
現状、immedio Formsは同社の他のマーケティング施策とも連携を進めています。展示会で得たデータを活用し、リードナーチャリングの強化やWebチャネルからのリード対応を一貫して行える体制作りが進められています。中長期的には、これらの顧客情報を他の施策にも活用し、「未来をつくる出会いをふやす」というミッションを達成するための基盤が整いつつあります。
まとめ
株式会社インターファクトリーは、immedio Formsの導入によって展示会営業の効率化を実現しました。スピードと正確さを兼ね備えた新たな営業スタイルが、今後のビジネス展開にどのような影響をもたらすのか、目が離せません。今後も続けて、展示会マーケティングの進化を追っていきたいと思います。