新宿駅開業140周年記念展が開催!
2025年の春、東京都新宿区にて「新宿駅開業140周年記念特別展」が開催されることが発表されました。この特別展は、令和7年の10月12日から12月14日まで、新宿歴史博物館で行われます。新宿駅は、1872年の開業以来、140年にわたり多くの人々に利用されてきました。その長い歴史を知るための貴重な機会です。
新宿駅の歴史を知る
新宿駅は、国直轄の初の鉄道が開通した1872年から比べると、今では世界最大級のターミナル駅と称されるまでに成長しました。明治18年(1885年)に私鉄日本鉄道によって設置された新宿停車場は、当初は小さな駅でしたが、その後、甲武鉄道と連携して利用者が増えていきました。
展示ではこのような新宿駅の歴史を紐解く展示物が用意されています。初代新宿駅舎の模型や古い行先板などが展示され、来場者は新宿駅の進化を体感できるでしょう。
特別展の概要
開催期間: 令和7年10月12日(日)~12月14日(日)
開催場所: 新宿区立新宿歴史博物館(新宿区四谷三栄町12-16地下1階)
開館時間: 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日: 10月14日、27日、11月10日、25日、12月8日
料金: 一般300円(常設展とのセット券は500円)、中学生以下無料
主催: 公益財団法人 新宿未来創造財団
共催: 新宿区、新宿区教育委員会
イベント情報
本展では、特別展に関連したイベントも多彩に用意されています。例として、10月25日、11月8日、22日、12月6日の各土曜日には、担当学芸員によるギャラリートークが行われます。予約は不要で、展示の裏話や詳しい解説を聞ける貴重な機会です。
さらに、11月1日には新宿駅の変遷をテーマにした特別講演会も開催されます。講師には立教大学名誉教授の老川慶喜氏を迎え、新宿駅と日本の鉄道の歴史を掘り下げる予定です。参加希望の方は、事前応募が必要です。
学ぶ楽しさ
特別展の魅力は、単に展示物を見るだけではありません。参加者が新宿駅の歴史を知り、また将来の展望についても学ぶことができる点にあります。歴史講座や駅長によるトークセッションなど、多様なプログラムが用意されており、年齢に関係なく多くの方々にとって学ぶ楽しさを感じられる内容です。
子供たち向けのイベントも企画されており、特急列車のお見送り体験なども考慮されています。これは親子で楽しむことができる貴重な体験です。
交通アクセス
新宿駅までは、JR・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」から徒歩10分、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」と都営地下鉄新宿線「曙橋駅」からも近く、アクセスが非常に良好です。公共の交通機関を利用しての来館をおすすめします。
まとめ
新宿駅の歴史を深く知ることができるこの特別展は、家族や友人とのお出かけにも最適です。今までの新宿駅の歩みを知るだけでなく、未来の展望にも触れられる貴重な機会です。是非、足を運んでみてください!