岡山にホスピス誕生
2025-01-08 15:31:08

岡山初のホスピス型住宅『ReHOPE 岡山』が1月8日にオープン

岡山に新たなホスピス型住宅『ReHOPE 岡山』がオープン



2025年1月8日、新たに岡山市にオープンする『ReHOPE 岡山』は、がん末期や神経難病を抱える患者さんのためのホスピス型住宅です。この施設は、株式会社シーユーシー・ホスピス(CUCホスピス)が運営し、心身の苦痛を和らげる看護や介護を提供します。

『ReHOPE 岡山』の特徴



CUCホスピスは、心地よい環境の中で専門的なケアを受けられるホスピス型住宅を展開しています。この新施設は、全国で40カ所にわたるサービスの一環として、特に中国地方への初展開を意味しています。月~日、24時間体制で、居住者一人一人のニーズに合わせたサポートを提供する体制を整えています。

居室は全50室で、10.76㎡から13.66㎡と多様なニーズに応じたプライベート空間が確保されています。施設のデザインは、安心感と自立を促すよう考慮されており、日常生活を彩る空間作りがなされています。

開設の背景



少子高齢化が進む中、中国地方でも高齢者人口の増加が見込まれています。岡山市においては、2020年から2045年にかけて、高齢者の人口比率が約7.5%上昇し、なんと3人に1人が65歳以上になると予測されているため、今後の医療や介護の需要はますます高まることが予想されています。

CUCホスピスは、この社会的な必要性に応えるため、『ReHOPE 岡山』を開設しました。手厚いケア体制を敷くことで、病や障がいを抱える方々が自由度高く充実した療養生活を送ることができると信じています。実際、看護師の常駐施設が不足している中で、患者様の安心感を支えるサポートを目指しています。

現状の課題



岡山市のデータによると、有料老人ホームの数は約90件存在しますが、24時間看護師が常駐している施設はわずか5件程度。そのため、看護や介護、そして、患者さんの近くでの生活環境の整備が急務となっています。

CUCホスピスでは、重度の病や障がいとともに生きる患者さんたちに向けて、希望をもたらす居住空間を提供し、患者さんだけでなくご家族の負担も軽減できるような取り組みを進めていきます。

施設情報



  • - 施設名:ReHOPE(リホープ) 岡山
  • - 所在地:岡山県岡山市中区平井六丁目19番12号
  • - 営業時間:24時間対応
  • - 建物:木造、地上2階建
  • - 延床面積:1,432.12㎡
  • - 敷地面積:2,184.63㎡
  • - 居室面積:10.76~13.66㎡
  • - 部屋数:50室
  • - URLCUCホスピス公式サイト

今後の展開



CUCホスピスでは、今後2025年9月までに9つの新施設を開設予定です。病と向き合う方々に安心できる療養空間を提供し、生活の質を向上させることを目指しています。地域に根ざした安らぎの場として、ハートフルなケアが受けられる場所が広がっていくことを期待しています。

会社概要



CUCホスピスは、2017年に設立され、全国でホスピス型住宅の運営や訪問看護・介護事業を行っています。これからも「前を向いて生きる」を支える活動に邁進していくことを目指しています。

詳しい情報は、CUCホスピスの公式サイトをご覧ください。


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