若手研究者育成
2025-10-14 00:06:27

岡山大学が推進する若手研究者育成の新たな試み「ブレインストーミング2025」

岡山大学が主催した「ブレインストーミング2025」



2025年9月20日と21日、岡山大学の医療系等研究開発戦略委員会が香川県直島町のベネッセハウスにて「ブレインストーミング2025」を開催しました。今回のイベントには62名の若手研究者が参加し、異分野間の交流と育成を狙いとしています。

このイベントには、岡山大学から那須保友学長や成瀬恵治教授をはじめ、各学域や学部から多くの学生や教職員が参加しました。また、山口大学や徳島大学からも参加者が集まり、学際的な交流が実現しました。

オープニングと特別講演の様子



1日目は「躍動する探究心 — 分野を越えて未来へつなぐ」というテーマで、成瀬医歯薬学域長による開会のあいさつが行われました。その後、京都大学基礎生物学研究所の阿形清和名誉教授、大阪大学の大庭伸介教授、徳島大学先端酵素学研究所の齋尾智英教授の特別講演が行われました。各教授の経験や研究業績が紹介され、参加者との間で活発な議論が交わされました。

特別講演の後、ポスター発表が行われ、37の研究が紹介されました。ポスター発表では、学部生や大学院生による作業が行われ、異なる立場の研究者たちの意見交換が盛んに行われました。

2日目のプログラムとパネルディスカッション



2日目には、学生が選考した最優秀賞・優秀賞が発表され、受賞者によるプレゼンテーションが行われました。続いて、岡村裕彦教授のコーディネートのもとで「AMED等大型研究資金獲得に向けての取り組み」と題したパネルディスカッションが行われ、参加者たちは大型研究費の獲得方法について深く討論しました。

最後に、那須学長が総評を行い、イベントを締めくくりました。2日間を通じて、参加者それぞれが持つ分野や立場の異なる知見を持ち寄って、実りある交流が図られたことが評価されています。

未来への期待と岡山大学の役割



「ブレインストーミング2025」の結果は、今後の異分野研究者間での情報交換や共同研究に寄与するものと期待されています。岡山大学は地域の中核を担う研究大学として、さらなる研究力の強化を目指しています。来年も多くの若手研究者や学生の参加が期待されます。

岡山大学の今後の取り組みに注目し、地域で育っていく次世代の研究者たちが、どのように成長していくのかに期待が寄せられています。


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