『UNI-ONE』で業務改善
2025-03-27 14:34:48

革新的なモビリティ『UNI-ONE』でオフィス管理が変わる!新たな業務改善の可能性

『UNI-ONE』とオフィスビル管理の取り組み



日鉄興和不動産株式会社と品川インターシティマネジメント株式会社が協力し、本田技研工業の着座型ハンズフリーパーソナルモビリティ『UNI-ONE』を活用した運用実証が行われました。この実証実験は、オフィスビル内での清掃業務や物流業務の効率化、及び従業員の身体的・心理的負担を軽減することを目的としています。

清掃業務の実証



清掃業務では、UNI-ONEを使用することで、外構エリアや移動距離の長い業務における作業の効率性をテストしました。具体的には、清掃業務の一部をUNI-ONEに搭乗したまま行えるように、株式会社テラモトが開発した特別な清掃用具を導入。これにより、清掃時間を約25%削減し、作業中の歩数も40%ほど減少しました。さらに、車いす利用者でも清掃業務が可能であることが確認され、清掃作業における inclusivity(包摂性)の重要性が浮き彫りとなりました。

物流業務の効率化



物流業務においても、UNI-ONEの導入が功を奏しました。配送業務での労力を大幅に減少させることが可能で、特にUNI-ONEに搭乗した場合、配送業務1回当たりの歩数が80%削減されることが実証されました。この結果、オフィスのバックヤードにおける動線の見直しが必要であることも浮かび上がりました。

業務導入の意義



この運用実証により、オフィスビルの業務管理が向上すると共に、身体的負担の軽減と作業効率の改善が確認されました。また、高齢者や障害のある方々にとっても新たな雇用機会を創出し、豊富な人材を活かす道が開かれました。このように、『UNI-ONE』を活用することがオフィスワーカーの働き方改革につながる可能性を持つことが分かります。

今後の展望と課題



今回の運用実証から得られた成果は、オフィスビルの管理業務における新たなスタンダードを確立するための第一歩といえるでしょう。ただし、段差や開閉が難しい鉄扉の問題など、新たな改善点も指摘されています。これらの課題を解決しながら実際の運用を進めることが、今後の大きなテーマとなるでしょう。

この取り組みを通じて、日鉄興和不動産は業務改善を図りつつ、その他の社会課題に対しても取り組む姿勢を示しています。モビリティやロボットの活用を考えつつ、より良い未来へ向けて進化するオフィスビルの管理業務にぜひご注目ください。


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