AI教育推進連携
2025-11-26 10:07:31

学校法人麻生塾とdottが初のAI教育推進に向け連携協定を締結

学校法人麻生塾と株式会社dottが連携協定を締結



2025年11月14日、学校法人麻生塾と株式会社dottがAI教育推進に関する初の連携協定を結びました。これは、国内初となる「AI教育×ディプロマ制度」の取り組みであり、ASOポップカルチャー専門学校を皮切りに展開されます。

背景と目的


文部科学省は、教育機関向けの「生成AI利活用ガイドライン」を改定し、AIの活用に対する社会的要請の高まりを受けています。学校法人麻生塾は、各業界のニーズや課題に特化したAI教育プログラムの実施を通じて、即戦力となる専門人材の育成を目指しています。

この連携協定では、人材育成を通じて「地域活性化」と「学術の振興」にも貢献できるよう、「地域発・全国モデル」のAI活用教育を形成しようとしています。

主な連携内容



1. 業界ごとの独自なディプロマ制度の構築


麻生塾が持つ専門教育と、dottのAI教育ノウハウを組み合わせて、AI時代に必要とされる即戦力人材の育成を進めます。各分野に特化した学習到達基準が設定され、基準を満たす学生にはAI教育連携のディプロマが発行されます。2026年度からは、ASOポップカルチャー専門学校のクリエイティブ分野でこの取り組みが始まります。

このディプロマ制度は従来の修了証とは異なり、企業が評価するスキルを可視化する新しい教育証明制度です。これは、日本の専門学校とAI企業が手を組んで実現した初の試みでもあります。

2. AI教材の効果測定による改定


麻生専門学校グループの71学科74コースを活用し、dottが提供するAI学習教材の効果を測定します。このデータから、業界ごとに必要なAI知識や、学生が興味を持つ活用領域が明らかになります。

この取り組みは、麻生塾にとっては業界ニーズに合ったAI教育の構築に役立ち、dottも得たデータをもとに教材の改善が可能になります。双方の強みを掛け合わせることで、メリットあるAI教育モデルの構築が期待されます。

3. ASOポップカルチャー専門学校での「AI STUDIO」の導入


「AI STUDIO」とは、dottが提供するAI教育用のオールインワン教材です。選べる3つのレベルのコースがあり、教科書や授業用資料など、AI教育に必要な全てが揃っています。今年度後期には「AI STUDIO for 文系」を導入し、マンガの分野に特化した授業を開始します。来年度からは他の分野でも展開予定です。

未来への展望


AIが多くの業界に浸透する中で、麻生塾の71学科にわたる専門教育とdottのAI事業の連携は、次世代を担う「ミライ型人材」の育成に寄与することが期待されています。麻生専門学校は、知識を蓄えるだけでなく、それを活かし社会で活躍できる人材を育成することに力を注いでいます。

生成AIが普及する時代においては、「自ら考え、適切に活用する力」が求められています。今回のディプロマ制度は、その力を育てる新たな取り組みであり、教育の質を向上させるための大きな一歩です。麻生専門学校はこの制度を基に、さらなるAI教育の進化を目指していきます。

学校法人麻生塾/麻生専門学校グループについて


麻生塾は1939年に設立され、福岡県にて12校の専門学校を運営する西日本最大級の専門学校グループです。幅広い分野の実践的な教育を提供し、学生が夢を追い求めるための支援を行っています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。麻生塾公式サイト


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