TECHNO-FRONTIER 2025とは
2025年7月23日から25日まで、東京ビッグサイト西展示棟で開催される「TECHNO-FRONTIER 2025」は、日本で唯一のモータ技術に特化した専門展示会です。このイベントでは、モータ技術を中心に、産業の効率化や最適化を目指す数多くのソリューションが紹介されます。
本展のルーツは1983年にさかのぼり、その後、モータ技術の進化に合わせて成長してきました。近年、モータ技術は電気自動車やロボット、ドローンなど多岐にわたる分野で使用されており、その重要性はますます増しています。
13の展示会で構成された革新の場
TECHNO-FRONTIER 2025は、以下の13の展示会から構成されています。これにより、製造業の革新や現場の課題解決に寄与する幅広いソリューションが提供されます。
- - モータ技術展
- - モーション・エンジニアリング展
- - メカトロニクス技術展
- - 電源システム展
- - パワーエレクトロニクス技術展
- - EMC・ノイズ対策技術展
- - 熱設計・対策技術展
- - “つながる工場”推進展
- - 工場内のシステム見える化展
- - 工場内のデジタルトランスフォーメーション(DX)展
- - スマート工場内の搬送系及び協働ロボット利活用展
- - 部品設計技術展
- - 部品加工技術展
主催者企画の見どころ
アトリウムに設けられる主催者企画では、「次世代スマート工場」をテーマにした展示が行われます。この企画は、来場者に半歩先の未来を体感してもらうことを目的としています。特に昨年は、「産業用データ連携」に関する取り組みが好評を博し、今年はその情報発信をさらに強化する予定です。
産業データ連携の重要性
今年の展示では、業界トレンドやデータ連携の有効性を示す6つのブースが設けられ、以下の企業が協力しています。
1.
デジタルツインによる状況の見える化
- 経済産業省やSAP、ダッソーシステムズなどが連携。自律化を図る産業データ連携の確立が目指されます。
2.
産業ネットワークの活用
- ORiN協議会やMECHATROLINK協会が機器情報をリアルタイムに繋ぐ取り組みを紹介します。
3.
IoT/AIによる止まらない工場
- HIWINやFANUCなど、予兆診断による効率的な運用を実現する企業が集まります。
4.
カーボンニュートラル工場
- OKUMADRONE社が省エネや再生可能エネルギー、水素利用の進展を示します。
5.
自働化工場としての人と協働ロボット
- 安川電機が新たな価値を創出する人とロボットの共生を紹介。
6.
IE5モータの実装
- NIDECや東芝産業機器システムが次世代の電動アクチュエーションの重要な要素を紹介します。
人気企画のEV分解展示
今年も大人気の「EV分解展示」を実施します。Tesla CybertruckとXiaomi SU7を分解・展示することで、その内部構造が見えるようになります。また、Teslaの分解セミナーも行い、専門家が詳細な解説を行います。参加希望者は事前登録が必要ですので、公式サイトを通じて申し込みをお忘れなく。
開催情報
- - 会期: 2025年7月23日(水)~25日(金)
- - 時間: 10:00~17:00
- - 場所: 東京ビッグサイト西展示棟
- - 規模: 440社が876ブースを展開
- - 来場予定者数: 約40,000名
このイベントは、製造業の未来を形作る重要な機会です。業界関係者はもちろん、関心のある方々にもぜひ訪れていただきたい展示会です。公式サイトからの事前登録をお忘れなく!