物流業界の革新
2025-04-07 10:33:47

物流業界を変革する新たな連携システムが登場!

物流業界を支える新たな連携システムの展開



株式会社YE DIGITAL(YEデジタル)とロジザード株式会社が、物流業界の現状に応じた画期的な連携を進めることが発表されました。この取り組みは、倉庫自動化システム「MMLogiStation」と倉庫管理システム「ロジザードZERO」の連携を強化し、物流業界が抱える人手不足や生産性向上の課題を解決する新しいソリューションを提供することを目指しています。

現在の物流業界の状況



物流業界は、物価高騰や「2024年問題」として知られる人手不足に直面しています。さらに、システムの老朽化が懸念される「2025年の崖」も控えており、即時の対策が求められています。このような状況の中、YEデジタルは独自の自動化に特化した倉庫自動化システム「MMLogiStation」を開発し、さまざまなメーカーの設備に対応した柔軟なシステムを提供しています。

一方、ロジザードはクラウドWMS「ロジザードZERO」により、多様な業界や規模の物流現場に対応するシステムを提供しており、特に中規模事業者の自動化投資を考慮したコスト効果の高いソリューションを整えています。

連携の背景



中規模の事業者が自動化設備を導入する際の大きなハードルが、コストやカスタマイズに伴う負担です。このような背景から、両社は「お客様が必要なものを選びやすくする」という意図を共有し、連携を進めることに決定しました。その結果、両社のシステムを統合することで、カスタマイズ不要でスムーズな連携が可能となり、様々なニーズに応えることができるようになります。

新システムの特徴とメリット



新たに整備される連携テンプレートにより、業務プロセスをスムーズにしましょう。自動化設備を段階的に導入する「スモールスタート」が可能となり、必要な機能やマテハンをプラグイン形式で選び、導入できる仕組みが提供されます。これにより、自動化設備の導入時には選択肢が増え、開発コストや稼働までも大幅に短縮されるため、各社の競争力を向上させることが期待されます。

現場での実績



YEデジタルは、40年以上にわたって蓄積された技術とノウハウを元に、主に自動倉庫分野でシェアNo.1を獲得しています。また、ロジザードZEROは、20年以上の運用実績を持ち、1,800を超える物流現場で導入されてきました。これらの実績が、両社の新たな連携を支える基盤となっています。

期待される影響と今後の展望



この取り組みにより、物流業界の人手不足という重大な課題をはじめ、業界全体の生産性向上に大きく寄与することが期待されています。今後、両社はマーケティングや営業面での連携を強化し、さらに多くのお客様に最適なソリューションを提供するための施策を展開する予定です。

物流業界の未来を見据えたこの新しい連携は、業界全体の活性化に繋がる大きな一歩となるでしょう。6月の提供開始を目指し、YEデジタルとロジザードのコラボレーションから目が離せません。


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