新たなビジネスの幕開け
ビジネスコーチ株式会社(以下、ビジネスコーチ)は、株式会社Job-Us(以下、ジョブアス)との資本業務提携契約を締結しました。この提携は、AI技術を駆使したジョブ型組織の支援を目的としており、双方の企業が持つ強みを活かした新しいビジネスモデルの構築を目指しています。
1. 提携の背景と目的の詳細
ビジネスコーチは、クライアントの人事および組織課題を解決する「人的資本経営のプロデューサー」としての役割を果たしています。最近では、人的資本経営が企業の成長戦略において重要なテーマとなっており、ジョブ型人材市場の拡大が期待されています。このような市場環境を背景に、2025年8月にジョブアスとの業務提携を発表し、互いの強みを活かす形で協力してきました。
提携開始からわずか1ヶ月で、すでにいくつかの提携効果が実感され、両社の事業成長が見込まれています。この成功を踏まえ、さらなる成長を促進するため今回の資本業務提携に至ったのです。両社は持つノウハウや顧客基盤を融合させることで、人材経営支援のリーディングカンパニーを目指します。
2. 提携から生まれた具体的な成果
業務提携の開始以降、いくつかの具体的な成果を挙げることができました。
相互送客・クロスセル効果
両社の顧客を活用した相互送客が行われ、サービスのクロスセルが活発化しています。特に、ビジネスコーチの顧客とジョブアスのジョブ型運用支援のソリューションの親和性が高く、既にいくつかの企業で具体的な契約が進行中です。
高いニーズを示すジョブ型人事指針
内閣官房が公表したジョブ型人事指針には、ビジネスコーチの既存顧客も複数社が含まれており、これは市場におけるジョブ型運用への高いニーズを示唆しています。これからも、他の既存顧客へ向けた提案が期待できるでしょう。
人事コンサルタントとの協力
ビジネスコーチの人事コンサルタントとジョブアスとの協力が進み、大規模な人事制度構築や運用プロジェクトも始まっています。このように、両社のサービスは単純な提供に留まらず、包括的なソリューションを可能にしています。
新たな提案機会の創出
ジョブアスを導入している企業に対し、ビジネスコーチの研修やワークショップが提案されています。特に、過去に導入研修を受けた企業に関して、「1on1の高度化」や「従業員のキャリア自律」というテーマについて、契約が決まりそうな企業もいくつか出てきています。
3. 今後の展望と成長戦略
今後、ビジネスコーチは提携による成功事例を拡大し、より強固なパートナーシップのもと市場における競争優位性を確立します。人的資本経営支援のリーディングカンパニーとして、多くの企業に持続的成長を提供していく所存です。これにより、クライアント企業の価値向上に貢献することを目指します。
ビジネスコーチ株式会社は、東京都港区に本社を置き、2005年から人材開発と組織開発の支援を行っています。一方、株式会社ジョブアスは2020年に設立され、HR-Techサービスの開発・提供に注力しています。両社は今後も連携し、AIと人材経営の新たな時代を切り拓いていくことでしょう。