テンダとニーズウェルの協業
2025-11-10 16:11:37

インテリジェントなソフトウェアテストの新時代を切り開く、テンダとニーズウェルの協業開始!

テンダ株式会社と株式会社ニーズウェルの協業開始



株式会社テンダ(東京都渋谷区)と株式会社ニーズウェル(東京都千代田区)は、ソフトウェアテストにおける業務マニュアルの自動作成ツール「Dojo®」を活用し、新たな協業を開始したことを発表しました。この取り組みでは、両社の強力な技術を組み合わせ、テスト設計から運用テスト、さらにはユーザートレーニングに至るまで、品質保証分野での向上を図るものです。

協業の背景と目的


ニーズウェルは、国際的なソフトウェアテスト資格基準であるISTQBに準拠したプロフェッショナルなテスト設計と管理のワンストップサービスを提供。また、自動化基盤を有し、高品質なソフトウェアテストサービスを展開しています。一方、テンダが提供する「Dojo」は、操作記録を自動でキャプチャし、同品質の手順書や証跡を効率的に生成するシステムです。両社の技術を組み合わせることで、次のような価値をクライアントに提供することを目指しています。

  • - 品質向上: 手動テストを行う際に自動的にエビデンスを取得し、文書化まで行うことで、テストの正確性が向上します。
  • - コスト削減: 操作手順書やトレーニング資料を簡単に作成できるため、プロジェクトの早期スタートや迅速な完了が可能になります。
  • - 生産性の向上: エラー発生時の手順を素早く再現できる仕組みが整い、問題箇所の特定が迅速に行えるため、「トラブルシューティング」の効率も向上します。

具体的な取り組み内容


今回の協業において、ニーズウェルのISTQBとIVEC認証に基づくテスト体制と、テンダの「Dojo」が連携し、全体の効率化と品質向上を目指します。具体的には、ニーズウェルの運用テスト及びユーザートレーニングの分野で「Dojo」を駆使し、テスト実施時にリアルタイムでエビデンスを自動生成するシステムが構築されます。これにより、テストの完了時点での正確な証跡が取得でき、報告書作成の手間が大幅に軽減されます。

さらに、ニーズウェルのテスト設計・管理のノウハウと、テンダの「Dojo」を融合させることで、テスト準備、トレーニング、実行、不具合修正といった工数の大きいプロセスが自動化・標準化される予定です。これにより、品質向上、コスト削減、生産性向上という3つの指標が同時に達成されることが期待されています。

今後の展開


今後、両社はニーズウェルのソフトウェアテスト部門に対して「Dojo」のデモを実施し、導入効果についての検証を行う予定です。この確認結果を基に、両社の協力で新たなテストソリューションを共同開発し、品質保証のデジタルトランスフォーメーションをさらに推進する構想です。将来的には、テストの領域だけでなく、教育や運用支援などの周辺分野への展開も視野に入れ、協業のシナジーを最大限に生かしたサービスモデルを構築する所存です。

会社概要


株式会社ニーズウェル


  • - 本社所在地: 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート13階
  • - 設立: 1986年10月
  • - 代表者: 松岡 元
  • - 資本金: 908百万円(2025年9月30日時点)
  • - 事業内容: 業務系システム開発、ソリューション、IT基盤
  • - URL: ニーズウェル公式サイト

株式会社テンダ


  • - 本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork渋谷スクランブルスクエア内
  • - 設立: 1995年6月
  • - 代表者: 薗部 晃
  • - 資本金: 325百万円(2025年5月末日時点)
  • - 事業内容: DXソリューション事業、Techwiseコンサルティング事業、ゲームコンテンツ事業
  • - URL: テンダ公式サイト

この新たな試みがソフトウェアテストの分野に革新をもたらし、より高い品質保証の実現に寄与する形で進展することに期待が寄せられます。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: テンダ ソフトウェアテスト ニーズウェル

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。