オフィスと物流の未来
2025-09-11 12:43:59

新しい働き方を創出する!オフィスと物流の重要性を再考する対談

新しい働き方を創出する!オフィスと物流の重要性を再考する対談



株式会社プレイドの社内起業組織であるSTUDIO ZEROの取り組みの一環として、経営戦略の一部としてのオフィスや物流の重要性をテーマに、株式会社SIGxの代表取締役である津谷佳成氏を招いた対談が行われました。この対談では、現代の働く場所がただの機能的空間から、企業文化や経営理念を体現する「心を動かす場所」として進化していることに焦点が当てられました。

「働く場所」の変化



津谷氏は、オフィスや物流施設がこれまでのように単なる機能的な役割を持つだけでなく、企業にとって本質的な価値を持つ場所へと変わる時代が来ていると指摘します。特に、近年のAIの台頭や人口減少、そして働き方の多様化が進む中、企業は新たな空間作りを模索しているのです。

この対談では、津谷氏、仁科奏(STUDIO ZERO代表)、上田淳志(.Logi事業責任者)の三名が集まり、企業が「場所」に込める想いや、実現へ向けた具体的なアプローチについて意見を交わしました。

経営戦略とオフィスの関係



津谷氏は、これまで多くの企業がオフィスを純粋な機能として捉え、コスト削減や効率化のみを目的とした管理を行ってきたことを指摘します。リーマンショック以降、多くの企業がオフィスを単なるコストとして扱い、その価値を見落としてきました。しかし、GAFAMのような企業が示すように、経営戦略と働く場所は密接に結びついており、環境設計の重要性を見逃すべきではありません。

日本の現状



仁科氏は、日本の企業文化が外資系企業と比べて、まだまだ「クロスしている」側面があると感じています。外資系企業は、個々の社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を真剣に考える一方、日本企業は伝統的な稼働の枠にとどまっている現実があります。これからの時代においては、企業が多様性を抱えつつも、理念を共通に持ち、働き方や働く場所を一体で考えるべきだとのことです。

物流業界の革新



上田氏も、物流業界の課題にも触れ、これまで物流施設を「ただの箱」と捉える考え方が根強いと指摘します。多くの企業が効率化のみを追求し、物流における付加価値やサービスの革新に欠けているため、今後の進展が必要だと感じています。特に、新しい世代の価値観やAIを活用した効率化の流れに追随できなければ、日本の物流は持続可能な発展が不可能になるでしょう。

つなぎ手の役割



対談では、経営と現場を繋ぐ役割を持つ「ビジネスプロデューサー」の重要性も語られました。津谷氏は、経営戦略を理解し、現場の声を経営に伝える「つなぎ手」としての役割を担うことがこれからの時代に求められると述べています。

挑戦を恐れず未来を切り開く



最後に、仁科氏は「リーダーシップ」と「プロデューサー視点」の重要性を強調しました。リーダーが真にオフィスや物流の変革に取り組むことで、企業の未来を引き寄せることができると信じています。この対談を通じて、企業がどう「心を動かす場所」を創出していくか、そのヒントを見出せることが期待されます。日本の企業文化の進化に向けた第一歩として、この取り組みが示唆する新たな試みが注目されます。


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