災害時の安心を実現する『ココダヨ』の新機能
2025年3月11日、東京を拠点とする株式会社ゼネテックが、震災から14年を迎えるにあたり、災害時の位置情報共有アプリ『ココダヨ』に新機能を追加しました。本アプリは、災害発生時に自動的に家族や大切な人の居場所を通知するもので、多くの方々にとっての安全の確保に寄与しています。
新機能の内容
今回追加された新機能には、津波警報通知とハザードマップ確認機能が含まれています。これにより、自身の位置情報だけでなく、事前に登録したメンバーが住んでいる地域の津波関連情報やハザードマップを自動で受信することができます。これらの機能は、特に災害時において迅速な判断と行動を促すための重要なサポートとなります。
津波警報のプッシュ通知
気象庁が津波警報を発令した場合、アプリはリアルタイムでプッシュ通知を行います。この通知で、警報が発令された地域や津波の予想最大高さ、到達時刻、避難所の情報が提供されるため、ユーザーは迅速な避難を取ることが可能です。特に、地図上には警報発令エリアが明示され、避難所への経路も表示されるため、視覚的にも理解しやすくなっています。
ハザードマップの統合
これまで自治体ごとに分かれていたハザードマップが一つに統合され、洪水、土砂災害、津波リスクを危険度に応じて色分けして表示することが可能になりました。ユーザーはアプリ内で全国のハザードマップを簡単に確認できるため、自身の住む地域の安全性を把握しやすくなります。
『ココダヨ』のトータルな防災サポート
『ココダヨ』は、リリースからのユーザビリティ向上施策により、累計ダウンロード数が160万件を突破しました。これを受け、ゼネテックはさらなる機能の向上と維持に努めています。また、特許技術に基づく自動的な位置情報の通知を実現しており、通信が困難な状況でも有用です。今後は高齢者の見守りや防犯機能の強化を図り、より安全な社会の実現に向けて取り組みを進めていく考えです。
まとめ
災害時の位置情報共有アプリ『ココダヨ』の新機能追加は、正に未来の防災社会の一端を担っていくことになります。地震や津波の脅威が高まる中、住民一人一人がその地域の防災意識を高め、適切な情報を基にした行動が求められます。ゼネテックは、引き続き技術革新を追求し、さまざまな社会課題を解決できるソリューションを提供していくことでしょう。