中部エリアのスタートアップ支援を強化するきらぼしグループの取り組み
きらぼしグループの株式会社きらぼしコンサルティング(東京都港区)は、スタートアップ支援のために「中部STARTUP RUNWAY」(以下、中部SR)へ加盟したことを発表しました。この新たな取り組みは、金融に強い総合サービス業を目指す会社のビジョンを反映したもので、スタートアップの成長促進を目的としています。
背景と経緯
中部SRは、スタートアップとベンチャー企業の成長を加速させるために、日本各地のスタートアップエコシステムとの連携を強化し、シード・アーリー期に特化したベンチャーファンド「Kconイノベーション1号」の設立など、企業支援のプラットフォームを強化しています。2024年7月1日には名古屋オフィスを新たに開設し、これを通じて中部エリアでのスタートアップ支援をさらなる高みへと引き上げる計画です。
このように、きらぼしグループが中部SRに加盟することで、東海エリアのスタートアップ支援が一層強化されることが期待されています。
今後の展開
中部SRのプラットフォームを利用して、以下のような取り組みが行われます:
- - 事業のブラッシュアップやビジネスマッチングの支援、資金調達や補助金活用の相談などを通してスタートアップが直面する課題を解決します。
- - きらぼし銀行のスタートアップ支援部門(SS部)を中心としたグループ内の協力や、中部エリア内のエコシステムプレイヤーとの連携により、高品質のコンサルティング機能を提供します。
将来的には、中部エリアと東京エリア間でのスタートアップエコシステムプレイヤーの架け橋としての役割も果たす予定です。
中部STARTUP RUNWAYとは
「中部からユニコーン企業を」というビジョンの下に設立された中部SRは、起業を目指す人や再出発を考える中小企業まで様々な段階の企業を対象としたプラットフォームです。このプラットフォームには、中部エリアで活躍するベンチャーキャピタルや金融機関、大学、自治体など、地域を支える多くの企業や団体が参画しています。これにより、複数のVCや金融機関に一括相談を行いながら、事業の成長を促進するサポートが可能となっています。
きらぼしグループのビジョン
「創業といえばきらぼし」というスローガンを掲げるきらぼしグループは、異なる業界との連携を通じてスタートアップ支援に努めています。また、「TOKYOに、つくそう」という目標のもと、金融の垣根を越えて、多様なライフステージにおけるお客様の課題解決に貢献し、地域経済、地域社会の持続的な発展を目指していきます。
中部エリアのスタートアップ支援に貢献するきらぼしグループの今後の活動に期待が寄せられます。これにより、地域の創業者たちが新たなビジネスチャンスを得られることが期待され、結果として地域経済の活性化につながるでしょう。