秋の魅力を感じる「ひごあかり」
東京都文京区の肥後細川庭園で、2025年11月22日(土)から30日(日)まで特別夜間イベント「肥後細川庭園秋の紅葉ライトアップ『ひごあかり』」が開催されます。このイベントでは、紅葉が色づく美しい庭園の夜景を楽しむことができ、特に高低差を利用したライティングが印象的です。
この庭園は、池泉回遊式庭園として知られ、自然の美しさを大切にしています。夜間の開園は17:30から20:00まで行われ、最後の入園は19:30です。入園には300円が必要ですが、未就学児は無料です。この特別なイベントでは、普段見られない庭園の幽玄な雰囲気が楽しめます。
幻想的な竹あかりのオブジェ
今年の「ひごあかり」では、全国で竹あかりのアートを手がけるグループ「CHIKAKEN」による独創的な竹あかりのオブジェが庭園内に設置され、幻想的な雰囲気を一層引き立てます。また、松聲閣のエントランスには、日比谷花壇のセンスに基づいた華やかな花の装飾が施され、訪れる人々を迎えます。
熊本の魅力と文化の発信
このイベントの特長として、肥後細川庭園が熊本藩細川家の下屋敷跡地であることに由来する歴史的な背景があります。熊本県、熊本市、山鹿市、そして永青文庫やホテル椿山荘東京との協力のもと、くまモンのデビュー15周年を祝う展示や、山鹿灯籠踊りの披露、さらには特産品や栗スイーツの販売なども行われます。
ライトアップ期間中の活動
ライトアップ期間中には、様々な特別イベントが用意されています。まず、熊本の文化を伝える「悠久のときを綾なす細川文化展」では、細川家にまつわる文化資源を展示し、先着900名にノベルティをプレゼントします。また、山鹿市からは「山鹿灯籠踊り」の特別披露が行われ、踊りの時間は18:00からと19:00の2回です。さらに、熊本の灯籠職人が参加する製作実演も行われ、伝統的な美しさを間近で堪能できます。
また、参加者参加型の竹あかり作りワークショップや、特別なお抹茶と上生菓子の販売も行われ、訪れる人々にとって興味深い体験が待っています。これに参加することで、肥後細川庭園の魅力をより深く理解できることでしょう。
まとめ
「ひごあかり」はただのライトアップイベントではなく、歴史や文化、地域の特産品を通じて、訪れる人々に豊かな体験を提供します。美しい紅葉と竹あかりの光、そして熊本の魅力が一堂に会するこの機会をお見逃しなく。ぜひ、家族や友人と共に秋の夜長を楽しみに、肥後細川庭園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。公式サイトには詳細情報が掲載されており、訪れる前にチェックしてみると良いでしょう。
詳細は
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