大阪万博で「みらいマルシェ」の未来の市場体験
2025年8月2日、大阪で開催される関西万博において、魚の流通に焦点を当てた参加型プログラム「未来の市場」が登場します。このプログラムは、次世代の消費者である子供たちに向けて、魚がどのように食卓に届くかを理解してもらうことが目的です。
「みらいマルシェ」とは?
「みらいマルシェ」は、漁港とスーパーマーケットをダイレクトに結ぶ新しい水産流通のカタチを提案しています。魚が簡単に手に入る今の生活がどのように成り立っているのか、またその背後にある努力を知ってもらうための活動を行っています。子供たちが水産流通の裏側に触れることは、未来の食文化を考えるきっかけとなるでしょう。
プログラム内容
万博での出展は「魚のデジタル仕入れ体験!」というテーマで、3つのコンテンツが用意されています。それぞれのコンテンツは、未来の市場を感じながら学ぶことができるよう工夫されています。
1. 仕入れ体験カードゲーム
このワークショップでは、参加者が「スーパーの見習いバイヤー」となり、実際に魚売り場を作り上げることに挑戦します。季節や産地、価格を考慮して仕入れを行う過程を通じて、流通の仕組みについて楽しく学べる体験です。
2. アプリによる仕入れ操作体験
参加者は「みらいマルシェ」の受発注アプリを使い、本当に魚を仕入れる操作を体験します。アプリは全国の漁港とスーパーマーケットを繋ぎ、よりスムーズな流通を可能にしています。仕入れた商品は翌日以降、実際のスーパーで目にすることが期待されており、リアルな流通を間近で感じることができます。
3. 「未来の市場」ショートムービー
このコンテンツでは、未来の市場がどのようになるかをテーマにした映像を通じて、私たちが直面する社会課題について考えさせられます。環境保護や持続可能な魚食文化の重要性を、子供たちに興味を持たせる内容となっています。
出展の背景
「みらいマルシェ」のこの出展は、魚食文化を支える「流通」が直面する未来を、子供たちと共に考える良い機会です。私たちが日々享受している水産物が、どのような背景で市場に出回っているのか、多忙な日常の中で意識されることが少なくなっています。そこで、海と流通のつながりを子供たちに伝え、未来の食卓を豊かにする視点を提供したいと考えております。
出展概要
このイベントは、2025年8月2日(土)の13:00~17:00に開催され、参加には事前予約が必要です。各コンテンツは30分間隔で行われ、5回のセッションが予定されています。最新のスケジュールは公式サイトに掲載されますので、参加希望者はチェックを忘れずに!
場所
会場は「BLUE OCEAN DOME (ZERI JAPAN)」で、環境保護をテーマにしたパビリオンでの開催となります。このテーマは、私たちが持つ自然への意識を高めることを目指しています。
公式サイト
イベントに関する詳細、予約は
こちらの公式サイトからご確認ください。
まとめ
「みらいマルシェ」は、水産業の持続可能性とは何かを考える機会を提供し、未来の市場を次世代に橋渡ししていく企業です。大阪万博における出展は、その重要な一歩となることでしょう。子供たちがこの体験を通じて、未来の食に対する意識を深められることを期待しています。