新機能発表
2025-08-29 11:56:22

業務効率を向上させる新機能:規格書データ出力のご紹介

業務効率を向上させる新機能:規格書データ出力のご紹介



株式会社インフォマート(東京都港区)は、提供する「BtoBプラットフォーム 規格書」に新たな機能を追加しました。この機能は、フジサンケイグループに所属する研究機関、株式会社エフシージー総合研究所(FCG総研)が開発した、原材料や栄養成分を自動作成するシステム「食品大目付そうけんくん」と連携したものです。2023年8月28日より、商品規格書データを「そうけんくん標準規格書(Excel規格書)」へ出力することが可能になりました。

商品規格書の重要性


商品規格書は、食品に関する基本情報をまとめたドキュメントです。これには、食品の名称や使用される原材料、原産国、アレルギー情報、栄養成分などが含まれています。製造業者にとって、この書類は製品の企画、製造、検査の基礎となり、外食産業においては、消費者へ正確な情報を伝えるための重要なツールです。しかし、国内では商品の規格書フォーマットが整っていないため、多くの食品関連事業者が取引先によって異なる書式の作成を求められ、時間的にも労力的にも大きな負担となっています。

新機能の特徴


「BtoBプラットフォーム 規格書」は、この問題を解決するために設計されたクラウドサービスです。このクラウドベースのプラットフォームでは、商品規格書情報をデジタル化し、外食企業、卸業者、メーカー間での情報の管理を業界標準のフォーマットで行うことができます。これにより、2025年8月の時点で1万社以上が利用しており、業務の効率化やコスト削減が可能になっています。

新たに追加されたデータ出力機能は、「食品大目付そうけんくん」に対応した商品規格書フォーマットに情報を簡単に移行できます。この機能を利用することで、初めに「BtoBプラットフォーム 規格書」に登録した商品規格書情報を基に、複数の取引先向けに必要な書類をスムーズに提出することができます。これにより、業務の効率化とともに入力ミスを防ぐことがにもつながります。

これまでの取り組み


インフォマートとFCG総研は、2023年から商品規格書のデータ連携に向けた協力を進めています。この取り組みにより、2023年6月には「BtoBプラットフォーム 規格書」で取得した商品規格書データが、食品表示ラベルに必要な情報を迅速かつ正確に作成する際に、手間を大幅に削減することができました。

2024年12月には、「食品大目付そうけんくん」で作成した商品規格書等のデータを「BtoBプラットフォーム 規格書」に連携できるようにする考えです。

今後も両社は共同で食品業界の業務の効率化と生産性の向上を支援し、「食の安心・安全」の実現に寄与していく方針です。

セミナーの開催予定


なお、今回のデータ出力機能の提供に合わせて、今秋にセミナーの開催も予定しています。詳細については確定次第、「BtoBプラットフォーム 規格書」の公式サイトにてお知らせします。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

公式サイトはこちら: BtoBプラットフォーム 規格書 セミナー

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この新機能は、食品業界における業務のスムーズな運営を実現する重要な進展です。今後もこの分野の成長に注目していきたいと思います。


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