データ共有の未来
2025-08-24 18:00:23

岡山大学・大阪大学でデータ共有とオープンサイエンスの未来を語る意見交換会

岡山大学が主催するデータ共有・オープンサイエンスの意見交換会



2025年7月30日と31日、岡山市にある岡山大学津島キャンパス創立五十周年記念館において、「データ共有・オープンアクセス(OA)/オープンサイエンス(OS) 大阪大学-岡山大学 意見交換会」が開催されます。この意見交換会では、データの共有とオープンサイエンスをテーマに、それぞれの大学の関係者が集まり、情報交換や議論を行います。

概要と意義



今回の意見交換会には、岡山大学からは約100名の関係者が参加予定で、大阪大学からも幾人かの専門家が招かれ、幅広い視点から議論が進められます。岡山大学理事の阿部匡伸をはじめ、各部門の職員が参加し、DX化やAI対応といった最先端技術の導入についても意見を共有します。これらの議論は、研究環境の整備やデータの活用方法について、新たな道筋を生み出す重要な機会となります。

プログラムの内容



意見交換会のプログラムは、様々な発表や質疑応答から成り立っています。まずは松本尊道主査が、国の方針と岡山大学の方針の関係について説明し、データ共有に関する現状と課題をテーマにしたプレゼンテーションを行います。

その後、大阪大学の唐牛譲准教授が、自身の研究機器共用システムについて説明し、利用実績や測定データの共有に関する問題提起を行います。続いて古谷浩志教授が、研究データ管理の重要性を説きつつ、全面的な研究環境の整備に向けた進展を確認します。

オープンサイエンスの推進



さらに、窪木拓男コア長がオープンサイエンスについての発表を行い、国の科学技術・イノベーション基本計画に紐づく研究成果の公開とその活用の必要性について語ります。政策の背景や岡山大学の今後の計画についても説明があり、今後のオープンサイエンス推進に向けた重要なステップとなることでしょう。

分科会とネットワーキング



意見交換会終了後には、大阪大学と岡山大学の参加者がさらにディスカッションを深めるためのランチミーティングが行われ、互いの意見交換が促進されます。このような交流の場は、今後の共同研究や情報共有の基盤を築くために非常に重要です。

期待される成果



この意見交換会は、データ共有とオープンサイエンスの促進に向けた具体的なアクションプランを形作る重要な機会とされています。岡山大学は、引き続き地域の中核となる研究大学として、機器共用やデータ共有の推進に力を入れる姿勢を明確にしています。

今後も、岡山大学の取り組みに注目が集まり、新たな共同研究の兆しが見えることを期待してやみません。地域の未来を共創するために、岡山大学と大阪大学の協力が、今後どのように発展していくのかが注目されるイベントと言えるでしょう。


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