ハッシン会議インターン第8期のスタート
株式会社ハッシン会議は、2025年10月に第8期のインターンシップを開始しました。この事業は、駐在キャリア支援サービスを提供する株式会社ノヴィータとの共同プロジェクトとして実施され、広報スキルを身につける絶好の機会を提供しています。このプログラムは、駐在帯同者の方々が自分のキャリアをより充実させるために役立つことを目指しています。
 現状の駐在帯同者の課題
「駐在ファミリーカフェ」の調査によれば、駐在員の配偶者の約45%が、同行を理由に退職して専業主夫や主婦になっています。また、大手コンサルタント会社の調査では、社員の配偶者が海外赴任に伴い休職できる制度を整えている企業はわずか37%に過ぎません。これにより、駐在帯同者はオンラインを通じて日本で仕事を見つける傾向が強まっているものの、多くの地域で就労ビザの取得が難しく、生活に適応することが優先されるため、オンラインでの働き方が追求できない現状があります。
ハッシン会議は、こうした事情に配慮し、駐在者が自身のライフスタイルを維持しつつ参加できるオンラインのインターンシップを提供しています。
 インターンを通じて学べる広報スキル
インターン活動は2021年から続き、多くの参加者が実践を通じて広報スキルを習得しています。参加者は、クライアントワークやハッシン会議の広報活動にも関与し、さらに「広報PRコミュニティ」に参加することで勉強会や動画視聴を通じて知識を深めています。このコミュニティでは、SNSの運用や広報戦略の策定に必要な実務的なスキルを学ぶことができます。
 インターンを通じて得られる仲間とスキル
2025年10月にインターン第8期がキックオフし、13名の参加者が世界9カ国から集まりました。これまでのインターン経験者に行ったアンケートによれば、彼らが得たものは「SNSのスキル」と「仲間とのつながり」であることが多くの回答により明らかになりました。多くの企業がSNSを利用する中、投稿だけでなく効果的な数値分析や企画立案を実践的に学ぶことで、今後のキャリアにもプラスに働くと期待されています。
 広報スキルの重要性
インターン卒業後、多くの参加者が広報関連の業務に就職していることがわかりました。広報業務に従事していない方でも、「働く意欲を取り戻した」「広報で学んだことが今の仕事に役立っている」「オンラインでの働き方を見つけ出した」との声が寄せられています。これは、広報スキルが多様な職業に応用可能であることを示しています。
 今後の展望
ハッシン会議では、インターン生に実践的な広報の学びの場を提供し続け、参加者のキャリアをサポートしていく方針です。駐在帯同者が多様なスキルを身につけ、自信をもってキャリアを築いていく手助けをすることで、彼らの未来に向けた新たな扉を開いていくでしょう。
More about the internship program can be found at 
公式サイト。
 
 
 
 
 
