HAKOBUNEが新たにスタートアップ投資家リストを公開
最近、日本のスタートアップシーンは活況を呈しており、数多くのベンチャーキャピタル(VC)やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が市場に参入しています。その中で、独立系VCであるHAKOBUNEが公開した国内スタートアップ投資家リストが注目されています。このリストは、2024年上半期を含む直近1年間のデータを基にしており、スタートアップと投資家の関係を見える化することを目的としています。
公開の背景と目的
HAKOBUNEがこのリストを公開した背景には、スタートアップにとって投資環境の透明性が欠如していることがあります。どの投資家がどのラウンドでどの分野に対して投資しているかが不透明であるため、多くの企業が資金調達の段階で苦労しています。HAKOBUNEはこの課題に対応するために、情報の透明性を確保し、スタートアップが容易に資金を得ることができる環境を創ったといえます。
見逃せないリストの特徴
この投資家リストは、2023年1月から2025年3月までの情報を基に全11シートに整理されています。その中には、特に
新規VC・CVCのセクションもあり、2024年1月以降にスタートアップ投資を始めた19社の情報が含まれています。また、投資対象の事業区分もHAKOBUNE独自の定義に基づいて更新されており、ユーザーが必要とする情報にアクセスしやすくなっています。
リストは自由にダウンロードでき、アプローチリストとして利用できるため、スタートアップにとって非常に役立つツールとなります。
HAKOBUNEのビジョン
HAKOBUNEは「時代の象徴を創る“変化“へ投資する」をコンセプトに掲げています。この理念に基づき、大企業や新興企業を問わず、革新的なアイディアを持つ異端の企業に対して積極的な投資を行っています。これまでに20社以上のプレシード期・シード期企業に対して資金援助を行ってきました。
未来の支援内容
HAKOBUNEは今後、インキュベーションプログラムやコミュニティの構築、勉強会の実施、さらには起業家候補の発掘プログラムなど、さまざまな支援を拡充する予定です。特に、現在募集中のインキュベーションプログラム「HAKOBUNE STARTUP CONTEST」では、賞金総額500万円が用意されており、起業家の第一歩を応援します。このプログラムには、2025年4月13日が締切となっているため、興味のある方は早めの応募をおすすめします。
HAKOBUNEの活動を知る
HAKOBUNEの活動やビジョンについては、インタラクティブ動画も用意されています。実際の取り組みや投資戦略を映像で見ることができ、より深く理解する手助けとなるでしょう。
これからのスタートアップ界隈におけるHAKOBUNEの影響力が高まることに期待が寄せられている中、投資家リストの公開は、さらなる成長への一歩と言えるでしょう。今後の展開に注目が集まります。