新しいSTEAM教育
2025-04-17 12:27:13

東京の高校で始まる新しいSTEAM教育:ヒューマンアカデミーの革新教材とは

新しいSTEAM教育が東京の高校に!



2025年6月より、東京エリアの高校で新しいSTEAM教育が始まります。ヒューマンアカデミー株式会社が展開する「ヒューマンアカデミージュニア」は、教育のデジタル化を進め、創造力を育むために新たな教材パッケージプランを提供することを発表しました。このプログラムは、文部科学省の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に採択され、全国の1,000校をターゲットにしています。

STEAM教育とは?



STEAMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を取った教育方針です。このアプローチは、理系科目だけでなく、芸術や創造性も重視し、総合的な学びを提供します。ヒューマンアカデミーの新教材は、特にロボティクスに焦点を当てており、生徒たちは自らの手でロボットを組み立て、プログラミングし、問題解決の力を養っていきます。

ロボティクスプロフェッサーコースの導入



導入される教材は「ロボティクスプロフェッサーコース」を基にしたもので、ロボット製作を通じてプログラミングや数理情報を学びます。このプログラムは、ただロボットを作るだけでなく、生徒が自ら考え、学び、創造する力を育むことに重点を置いています。更に、この教材は「モノをつくる力で、コトを起こす」という理念を持つ「神山まるごと高専」にも導入予定であり、全国の教育現場に新たな風を吹き込むことでしょう。

神山まるごと高専での取り組み



神山まるごと高専では、テクノロジー×デザインの観点から教育を行い、具体的には高校での情報工学の授業でこの教材を使用します。生徒たちは、高校数学を活用しながらロボットアームを操作し、プログラミング的思考を育成します。動作原理を理解し、実際の問題を解決する力を養う環境が整っています。この教育方法は、単なる知識の習得にとどまらず、実社会で役立つスキルを身につけることを目的としています。

未来を見据えた教育の重要性



ヒューマンアカデミーは、未来のデジタル社会に適応した人材を育成するために、このSTEAM教育を全国に普及させることを目指しています。ロボティクスを通じて、創造的な問題解決能力を育むことが、今後の社会で重要視されるでしょう。実際に、生徒たちが自らの興味に基づいて、日常生活の中での課題を見つけ出し、それをロボットによって解決する能力を高めることが期待されています。

まとめ



ヒューマンアカデミーが提供する新STEAM教材は、東京の高校における教育の質を向上させる大きな一歩です。この新しいアプローチにより、生徒たちは単なる知識を超えて、実践的なスキルを身につけ、将来の社会に必要なイノベーション人材として成長していくことが期待されています。2025年の導入を楽しみにしつつ、次世代が数理情報と創造力をどのように活用していくのか、私たちも注視していきたいと思います。


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