エイドリアン・ヤング、Fenderサインモデルが音楽界に登場！

エイドリアン・ヤングの新シグネチャーモデル、Fenderからリリース！

Fender Custom Shopは、エイドリアン・ヤングがデザインした新たなシグネイチャーモデル『Limited Edition Masterbuilt Adrian Younge Jazz Bass®』を発表しました。これは、彼の独特な個性や創造的な表現を具現化した楽器であり、音楽シーンに新たな息吹をもたらすことが期待されています。このモデルは、1960年代後期の美学を取り入れた2つの内蔵エフェクトを備え、Aged Silver Sparkleラッカー仕上げとハーフフレットレス仕様のネックが特徴です。

エイドリアン・ヤングとは？

エイドリアン・ヤングは、2000年にソロEP「Venice Dawn」で音楽デビューを果たし、そこから彼の音楽キャリアは多岐にわたって発展しました。特に、ブラックスプロイテーション映画『Black Dynamite』のサウンドトラックでは、彼のプロデューサーとしての才能とベースプレイヤーとしてのスキルが評価され、彼の名声は一躍高まりました。その後も、レコード店のオープンやケンドリック・ラマーの音楽プロデュース、『Jazz Is Dead』の立ち上げなど、彼の活動は多方面にわたります。

新シグネイチャーモデルの特徴

Fender Custom Shopは、このシグネイチャーモデルに対して、エイドリアン・ヤングが愛するヴィンテージのアナログ録音機材を取り入れ、彼のユニークなプレイスタイルを反映しました。Fender Custom Shop製品開発ディレクターのチェイス・ポールは、エイドリアンのプレイスタイルがこの楽器に活かされていると述べています。このベースは、まるで1970年代初頭のアナログ録音スタジオに存在するかのような、独特の存在感を放っています。

シグネイチャーモデルのデザインには、独自のJourneyman Relic® Aged Silver Sparkleラッカーフィニッシュや、ダークローズウッドの指板、酸化処理されたハードウェアが組み合わさり、非常に魅力的なルックスを誇ります。

内蔵エフェクトとプレイ感

この新モデルでは、Custom Shop Hand-Wound ‘62 Split Single-Coil Precision Bass®ピックアップとCurtis Novak BS-DSピックアップが搭載されており、温かみのあるサウンドと共にファズやトレモロの内蔵エフェクトも備えています。これにより、1970年代前半のファンクグルーヴから、シンセサイザーのようなメロディへとシームレスに移行することが可能となります。エイドリアンのお気に入りのエフェクトを使って新しい音楽を創造することができ、プレイヤーにとっては非常に魅力的な機能です。

発売日と予約情報

このシグネイチャーモデルの受注は2025年8月27日（水）から、Fender Flagship TokyoおよびFender Custom Shopのショーケースディーラーで開始される予定です。価格は198万円（税込）と設定されています。詳細な仕様や販売価格は予告なく変更される場合がありますので、ぜひ最新情報をチェックしてみてください。