大阪証券取引所特展
2025-07-09 14:45:48

20世紀美術の魅力を堪能!大阪証券取引所ビルでの特別展示

20世紀美術の魅力を堪能!大阪証券取引所ビルでの特別展示



大阪府が誇る「20世紀美術コレクション」が、2025年7月9日から11月30日まで、大阪証券取引所ビルのアトリウムで展示されることが発表されました。この展示は、関西地域の芸術文化を推進し、大阪の都市魅力を向上させることを目的としており、今後増加する来訪者に向けた特別な展示イベントです。

大阪証券取引所ビルの魅力とは


大阪証券取引所ビルは、金融の中心地である北浜の象徴的な存在です。近代的な高層ビルと歴史的な建物が融合しているこの場所は、金融関係者や観光客が集まるスポットとしても知られています。展示する作品は、大阪府が所蔵する厳選された美術作品で、特に津高和一氏の作品が並ぶ予定です。

展示内容と期間


本展示では、津高和一氏による次の3つの作品が展示される予定です:
1. 《気圏》 - 製作年:1979年
2. 《向》 - 製作年:1987年
3. 《座標》 - 製作年:1979年

展示は、7月9日から11月30日まで、毎日8時から18時まで開かれます。この機会に、美しいアートを直接感じることができる絶好のチャンスです!

アクセス情報


展示場所である大阪証券取引所ビルは、大阪市中央区北浜に位置しています。アクセスも便利で、以下の交通機関をご利用いただけます:
  • - 大阪メトロ堺筋線と京阪本線「北浜」駅から直結徒歩1分
  • - 大阪メトロ御堂筋線、京阪本線「淀屋橋」駅から地下道で7分
  • - 京阪中之島線「なにわ橋」駅から徒歩4分

このような立地は、多くの来場者にとってアクセスしやすく、注意を引く要素となっています。

大阪府の20世紀美術コレクション


大阪府は、関西の戦後美術の発展に寄与した現代美術作家の作品を「大阪府20世紀美術コレクション」として約7,900点所蔵しています。これらの作品は、府内各地で展示されるほか、大阪バーチャル美術館を通じてオンラインでも鑑賞できる仕組みを整えています。

作家紹介:津高和一氏


津高和一氏は、大阪市で生まれた後、シュルレアリスム系の現代詩人として活動をスタートしましたが、言論弾圧を受け絵画に転身しました。行動美術展を通じてその名を広め、特に抽象絵画の分野で多くの国際展に出品しました。

彼の作品には詩人としての感性が色濃く反映されており、情緒的かつ視覚的に興味を引くものとなっています。彼は1960年代には叙情的な抽象に移行し、1970年代にはシンプルな形態と色使いによる新たな表現を模索しました。また、多くの受賞歴を持ち、教育者としても多くの後進を育成してきました。

残念ながら、1995年の阪神淡路大震災で彼は他界しましたが、彼の作品は今も多くの人々に感動を与えています。

まとめ


この展示は、ビルそのものの魅力だけでなく、アートを通じて文化を深く楽しむことで、大阪の新たな魅力を発見する機会にもなります。ぜひ多くの方々に大阪証券取引所ビルを訪れ、素晴らしい美術作品を楽しんでいただければ幸いです。仕事や旅行のついでに、アートという素敵な体験を加えてみてはいかがでしょうか?


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