食品ロス削減プロジェクト「えがおのはし」が虎ノ門ヒルズに登場
日本コンベンションサービス株式会社(以下、NCS)は、サステナビリティを目的とした食品ロス削減の取り組み「えがおのはし」の提供を、虎ノ門ヒルズフォーラムに拡大します。
このプロジェクトは、イベント中に残ってしまったお弁当を利用して、こども食堂へと提供し、食事を必要とする地域の子どもたちに食を届けるものです。2023年9月から新たに虎ノ門ヒルズフォーラムを追加し、2025年の9月からは特定の商品を対象に、提供が開始される予定です。
「えがおのはし」の成り立ち
NCSでは、2022年の9月からこのサービスの開発を進めてきました。具体的には、こども食堂のニーズを調査し、お弁当の製造を行う企業との調整、食品の流通管理や衛生管理に至るまで、万全な体制を整えることに力を注ぎました。
実証実験を経て、2024年5月に正式にサービスをスタート。これまでに数多くのイベントで、参加者から出た未開封のお弁当をこども食堂に届けてきました。
虎ノ門ヒルズフォーラムでの取り組み
虎ノ門ヒルズフォーラムでは、このプロジェクトに参加することで、食品ロス削減の重要性を広めるだけでなく、地域社会への貢献も果たしていきます。今後、同施設で開かれるイベントや会議で提供されるお弁当の余剰分は、近隣のこども食堂に届けられます。
さらなる取り組み
NCSは、今回の取り組みを通じて、イベント業界全体のサステナビリティを高めることを目指します。その他の施設でも「えがおのはし」のサービスを展開し、食の無駄を減らす努力を続けていく方針です。虎ノ門ヒルズフォーラムでのサービス拡大はその一環と言えるでしょう。また、今後は自社以外の施設へのノウハウ提供やロゴ使用の許諾などを進めていく予定です。
まとめ
「えがおのはし」はただの食品ロス削減にとどまらず、地域社会への意識改革にも貢献しています。地域のこどもたちに豊かな食事を提供し、サステナブルな未来を築くため、この取り組みは大きな意義を持つでしょう。最新情報はNCSの公式ウェブサイトにてご確認ください。
NCS公式サイト から、詳細やサービスの進捗状況をチェックできます。
今後もNCSは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。