TAKEZEN TABLE登場
2025-07-07 10:59:16

サステナブルな竹割り箸テーブルTAKEZEN TABLEがシティラボ東京に登場

シティラボ東京にて、TAKEZEN TABLEを導入



最近、シティラボ東京に竹割り箸を再利用した「TAKEZEN TABLE」が設置されました。このテーブルは、京都に拠点を置くアップサイクルメーカー株式会社TerrUPが手掛けたもので、使用済みの竹割り箸を見事に再生させ、約2,500本を使用して製作されています。テーブルのサイズは500mm×880mmで、使われる竹割り箸は、なんと合計で5,000本にも及びます。

TAKEZEN TABLEの導入背景



昨年、シティラボ東京の運営者たちは京都市内で開催された展示会で、この竹割り箸でできたテーブルを見つけ、その美しさに驚かされました。そして、竹割り箸の年間廃棄量やその環境問題に目を向け、この社会課題を解決しようとする思いから、特注サイズでの導入を決定しました。「持続可能なまちづくり」という理念のもと、ビジネスの視点での社会課題解決に取り組む姿勢も、シティラボ東京の魅力の一部と言えるでしょう。

山川様のコメント



シティラボ東京の山川様は、このTAKEZEN TABLEについて「竹割り箸を使用したとは思えない上質な仕上がりに驚いた」と語ります。テーブルはサステナブルな素材から作られているにもかかわらず、一つ一つの木目が美しく整えられており、職人の丁寧な作りが感じられます。さらに、テーブルには専用のPOPもあり、利用者に竹割り箸から生まれたことを知ってもらえることで、コワーキングスペースの理念への理解が深まると期待されています。コワーキングスペースの雰囲気にもぴったりで、多くの顧客に喜ばれているとのことです。

シティラボ東京の理念



シティラボ東京は、一般社団法人アーバニストにより運営されています。所在地は東京都中央区京橋3丁目1-1 東京スクエアガーデンの6階です。持続可能なまちづくりをビジネス視点で進めることを目的として、コワーキングスペースやイベントスペースの運営、各種プログラムの企画などを行い、サステナブルシティ形成に向けたネットワークを築く努力をしています。

TAKEZEN TABLEの背景にある社会課題



TAKEZEN TABLEは、竹で作られた割り箸の再利用によるものです。日本国内では年間約43億膳もの竹割り箸が廃棄されています。この竹割り箸には木製と竹製の2種類があり、木製のものはリサイクルが可能ですが、竹製は廃棄された際に繊維が残り、紙の原料となるチップにはできません。これを解決するために株式会社TerrUPが開発したのがTAKEZEN TABLEなのです。

TerrUPの理念



株式会社TerrUPは、「地球をアップデートする」というコンセプトのもと、新たなビジネスと商品を通じて地球環境を改善していくことを目指しています。この企業名「TerrUP」は、ラテン語の「Terra(地球)」と英語の「Update(更新する)」を合わせたもので、強い思いが込められています。これからも彼らの取り組みには注目が集まることでしょう。

今後もシティラボ東京では、TAKEZEN TABLEを通じて環境問題に対する認識を広め、持続可能な社会の構築に寄与していくことが期待されています。サステナブルなデザインと実用性を兼ね備えたこのテーブルが、どのように受け入れられ、広まっていくのか、ますます目が離せません。


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