NetAppがAPACでチャネルリーダーシップを強化するパートナープログラムを発表

インテリジェントデータインフラストラクチャ企業、NetApp®（NASDAQ: NTAP）は、最近発表したパートナープログラム「Partner Sphere」によって、APAC地域におけるチャネルリーダーシップをさらに強化しました。このプログラムは、パートナーが競争力を高め、差別化を進めるためのさまざまな支援を提供することを目的としています。

パートナーの成長を支援する新しいプログラム

NetAppは、企業のデジタル変革に必要なさまざまなニーズに応えるため、パートナーのスキルアップを目指した包括的な枠組みを刷新しました。本プログラムでは、AIをはじめ、クラウド変革やサイバーセキュリティ、データインフラのモダナイゼーションなど、ビジネスの重要な領域に特化した16種類のソリューションコンピテンシーを提供しています。

さらに、NetAppはパートナーの収益機会を最大化するために、インセンティブや特典の設計にも力を入れています。これにより、パートナーは新しい顧客へのアプローチを容易にし、ビジネスの拡大に必要なリソースを活用することが可能となります。

例えば、パートナーは「Partner Demo Gear」を使い、顧客向けにPoC（概念実証）を行ったり、ラボ環境でNetAppソリューションを実演したりすることができます。また、「Services Certified」トラックを通じてNetAppと連携し、サービス提供の能力を向上させ、コンサルティング重視のサービス設計が可能となります。これにより、APAC地域のITサービス市場が2025年には約3,254億1,000万米ドルに達すると予想されており、大きな収益の拡大が期待されています。

堂々たる成功実績

「Partner Sphere」プログラムが刷新された後、NetAppのAIソリューションを扱う認定パートナー数は前年比でおよそ3倍に増加しました。これらの取り組みが実を結び、NetAppは「Gartner® Peer Insights™ Customers’ Choice 2025」を受賞。また、The Channel Companyが発行する「CRN」誌に「2025 5-Star Storage Vendor Program」に選出されるなど、業界における評価も高まっています。

APACチャネルセールス＆アライアンス担当シニアディレクターGanesan Arumugam氏は「APACはイノベーションの中心。これを実現するためには、レジリエンスを持ち、データストレージを効率よく管理できるインフラが必須です。このような基盤を提供することで、企業はデータとAIソリューションから最大限の価値を引き出せます。」と語ります。

パートナーを支援する多彩な施策

Partner Sphereプログラムは、パートナーの支援と能力開発に重点を置き、パートナーエコシステム全体の能力強化を目指しています。主な施策は以下の通りです：

1. スキルコンピテンシーの提供：AI、クラウド、データモダナイゼーション、ランサムウェア対策など、様々な分野において21種類のスキルパスとトレーニングプログラムを整備しています。これにより、よりパーソナライズされた学習体験が提供されます。

2. サービスビジネスの拡大支援：NetAppは「Services Certified」トラックを通じて、パートナーが新たな収益源を創出する支援を行っています。需要の高いNetAppソリューションを提供するための革新的なサービスの開発環境や、共同ブランド化による認知度向上を図る施策を提供しています。

3. インセンティブ制度の強化：パートナーの成長段階に応じて特典やサポートを段階的に充実させるティアリングシステムを採用しています。これにより、新規顧客の獲得や共同投資が進み、NetAppソリューションの需要喚起に貢献しています。

NetAppについて

NetAppは、30年以上にわたり、エンタープライズストレージの普及を支え、一貫してデータとAIがもたらす未来に向けた支援を行ってきました。データをイノベーションと成長の原動力へ変えるインテリジェントデータインフラの構築を通じ、さまざまな企業の変化を後押ししています。最新情報や詳しい情報は、NetApp公式ウェブサイト（https://www.netapp.com/ja/）をご覧ください。