HBLAB、新たなAI戦略子会社Migureiを設立 - スマートDXの未来を切り拓く

エイチビーラボ（HBLAB）は、このほどAI事業に特化した新たな戦略的子会社、株式会社ミグレイ（Migurei）を設立しました。本社を東京・港区に構えるこの企業は、日本をはじめ、韓国、シンガポール、オーストラリアといった地域で、企業向けの包括的なAIソリューションの研究、開発、導入に取り組むことを目指しています。

Migureiの設立は、HBLABのAI技術の拡大戦略の一環であり、AIX時代におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進において重要なマイルストーンとなります。AIは現在、企業の成長や競争力の確保において欠かせない要素となりつつあり、業務運営の最適化や新たなビジネスモデルの構築に向けて、AIの導入が急務となっています。

HBLABは設立以来、9年以上にわたってAI研究開発を行い、80件を超える成功プロジェクトを実現してきました。これにより、社内にはAIの専門家チームが形成されており、Migureiの設立は、AI専門性のさらなる強化を図るための独立した運営体制の必然的な選択でした。

Migureiは企業のスマートなDXを推進するために、最新のAI技術を最大限に活用し、業務の最適化やシステムの近代化、ビジネスモデルの慎重なアップグレードを支援します。この目的を達成するために、Migureiはリテール、製造、教育、医療などの多岐にわたる分野で、複数のAIサービスを提供します。

その中心となるのが、データの取得・処理、モデル構築、AIエージェントの開発、MLOpsの各分野におけるソリューションです。加えて、Migureiは、企業のDXを加速させるためのプロダクトも展開しています。代表的なものには、ユーザー体験を最適化し、複雑な質問を迅速に処理するM-RAG、音声・顔のクローンアバターを生成するM-Avatar、業務自動化を進めるM-Workspace、文字認識技術を搭載したM-OCRなどがあります。

AI専門の戦略子会社を持つことで、HBLABはAI技術の研究開発により集中し、導入期間を短縮することが可能になります。また、ベトナムと日本のエンジニアが協力し合う「One Team」モデルにより、コストの最適化も図ります。この専門知識を持つチームは、AIに関する充分な教育を受けているため、高品質で安定したソリューションを提供することに自信を持っています。

Migureiの設立は、HBLABにとって戦略的な一歩となります。新たに確立されたこの会社は、企業の発展を多方面で支え、2030年にベトナムでAIソリューション・プロダクトのNo.1企業になるという目標を掲げ、さらなる成長を遂げていくことでしょう。

Migureiの会社概要