早稲田大学の新拠点
2025-09-30 16:38:25

地域と社会の新たな交差点、早稲田大学GCC Common Roomが開設

早稲田大学GCC Common Room――地域と社会の交差点



2025年9月30日、早稲田大学のキャンパスに新しい拠点、GCC(Global Citizenship Center)Common Roomが誕生しました。これは「貢献の早稲田」を理念に、地域社会と連携しながら、地球規模の課題解決に寄与するための場として設計されています。

早稲田大学は、気候変動、格差の拡大、持続可能な地域社会といったグローバルな課題に直面しています。その中で、GCCは本学の知見や教育資源を結集し、社会との連携を強化することを目指しています。この新しい拠点は、創立150周年を迎えるにあたり、学生が社会に貢献するための教育・活動の中心となることが期待されています。GCCは研究を行うGlobal Research Center(GRC)や教育を担うGlobal Education Center(GEC)とも連携し、相乗効果を生み出します。

オープニングセレモニー


オープニングセレモニーでは、田中愛治総長をはじめ、須賀晃一副総長、松居辰則GCCセンター長が出席し、地域住民や学生たちと共に新たな出発を祝いました。田中総長は、「GCC Common Roomは、社会との接点を意識した設計思想に基づき、様々な世代やバックグラウンドを持つ人々が交流し、対話を深められる場」と述べました。

この空間は、大きなホワイトボードウォールが特徴で、地域社会やさまざまな人々と接しながら、自由にアイデアを交換し、考えを深めることを目的としています。これまでの研究・教育を社会に実装し、ボランティア活動やリーダーシップ教育などを通じて、地球規模の貢献を考える学生を育成していきます。

GCCの理念とミッション


GCCは早稲田大学の創設者、大隈重信の教えに基づき、「進んで世界に貢献する」を理念としています。人類への貢献を目指すための、共に学び、共に考える活動がここで行われることでしょう。GCC Common Roomでは、学生、校友、地域住民が集まり、共に社会に対する「貢献」を考え実践する場として機能することを望まれています。

未来の展望


松居センター長は、「GCC Common Roomが地域における社会貢献のハブとなり、多くの人々が集まり、アイデアを生み出す場になることを期待しています。誰もがこの空間で貢献に関する何かを発見できるような環境を整えていきたい」と语っています。今後、さまざまなプロジェクトやイベントがこの拠点で展開される予定であり、地域と共に成長していくことが期待されています。

このGCC Common Roomは、早稲田大学の新たな挑戦の象徴であり、大学の教育理念を実践するための重要な役割を果たす場として、大きな意義を持つことでしょう。さらに多くの人々に利用され、地域社会との連携を強化することで、未来の地球市民を育成していくことが期待されます。


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