オイシックス・ラ・大地がプライド月間に多様性を尊重する取り組みを発表
オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区)は、全世界でLGBTQ+の権利を促進する六月のプライド月間に合わせて、初めて企業連合プロジェクト「Pride Action30」に参加しました。このプロジェクトは、LGBTQ+の理解と支援を促進することを目的としており、社員一人ひとりに理解を深める機会を提供しています。
3つの主要な取り組み
オイシックス・ラ・大地では、以下の3つの主な活動を通じて、LGBTQ+コミュニティへの支援を強化しています。
1. 特別コーナーとPOP掲示
本社オフィス内に設置された特別コーナーでは、LGBTQ+についての情報を提供し、理解を深めるためのPOPが掲示されています。また、全拠点でも「Pride Action30」のPOPが掲示され、社員に対する啓発活動が行われています。これにより、相談できる雰囲気が醸成され、安心して働ける環境を整える一助となることでしょう。
2. 社屋へのレインボーバナー設置
関連会社であるシダックスコントラクトフードサービスの社屋エントランスには、虹色のバナーが掲示され、大勢の人が通行する神宮通りに面しているため幅広いメッセージが発信されています。
このレインボーバナーは、当社がLGBTQ+の人々を理解し支援する「アライ」であることを広く知らせる役割も果たしています。
3. 特別仕様のダンボール
さらに、商品配送用のダンボールも特別デザインに変更され、虹の6色を散りばめています。このデザインは、食材を通じて「みんなが輝ける社会」を実現するというテーマが込められており、オイシックスはこの取り組みを通じて楽しい食卓の提供を目指します。
過去の取り組みについて
これまでの取り組みも多岐にわたります。全社員向けのLGBTQ+に関する研修では、元なでしこリーガーや専門家に話を聞くことで、コミュニケーションの在り方を見直す機会を設けました。そして、社内でLGBTQ+に関する意識調査を行い、85%が理解が進んでいると回答。これにより、今後も継続的に社員の意見を取り入れ、フレンドリーな職場環境の実現に努める意向を示しました。
将来的な展望
オイシックス・ラ・大地は、2024年から社内アライサークル「PRiSM!」を設立し、多様な価値観を尊重する文化を育むための活動を実施しています。また、人事制度の拡大により、同性パートナーや法的手続きを選ばないパートナーも「家族」として特別休暇などの適用が可能になっています。
このように、オイシックス・ラ・大地は多様性を尊重し、誰もが安心して働ける環境づくりに力を入れています。今後も引き続き、LGBTQ+コミュニティの支援を進めながら、社会全体に対する意識の向上を図っていくことでしょう。