シェルパ、約9億円の資金調達でSmartESGを強化
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下、シェルパ)は、メガバンクなどから約9億円を資金調達しました。この資金は、創業以来の累計調達金額が約24億円に達することを意味し、同社のサステナビリティデータ・プラットフォーム「SmartESG」の開発を加速させる重要なステップとなります。
サステナビリティ経営をサポート
シェルパは、企業がサステナビリティ情報を効率的に管理・開示できるようサポートし、企業の成長戦略を支援するためのデータプラットフォーム「SmartESG」を展開しています。同プラットフォームは、企業の開示業務の標準化や高度なデータ分析を実現し、導入企業は現在70社以上にのぼります。その中には、時価総額5,000億円を超える企業も含まれ、現在の需要に応じたサポートを提供しています。
改善された資金調達の背景
今回の資金調達のこまつ、株式会社みずほ銀行、株式会社りそな銀行、株式会社北國銀行から合計6億円の銀行借入が行われました。この資金調達は、無担保・無保証・希薄化なしという好条件で実施され、中長期的な安定性と機動性を確保しています。また、日本政策金融公庫からの資本性ローンや、ベンチャーデットファイナンス、レベニューベースドファイナンシングも利用し、運転資金として約3億円を調達。この資金が「SmartESG」のプロダクト開発や顧客支援の拡充に活用されることで、サービスの質と迅速な対応を実現します。
ハイブリッドな資金調達の進化
代表取締役CEOの杉本淳氏は、エクイティとデットを組み合わせたハイブリッドな資金調達が成立したことに大きな意義を感じており、大手銀行からの支援も受けることができた今回の調達を、高く評価されています。杉本氏は、今後も国内外での事業拡大を加速させ、サステナビリティの領域においてさらなる成長を目指すと語っています。
シェルパ・アンド・カンパニーのビジョン
「利益とサステナビリティが融合する世界を実現する」というビジョンのもと、シェルパはサステナビリティのデータを効果的に統合し、企業が益を上げながら持続可能な成長を実現するためのサポートに全力を注いでいます。今後も「SmartESG」に興味を持つ企業のニーズに応え、さらなるサービスの向上を図ります。
会社概要
- - 会社名: シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
- - 所在地: 東京都品川区西五反田3-6-32 1F
- - 設立: 2019年9月
- - 資本金: 100百万円
- - 事業内容: サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」の開発・提供、ESGメディア「ESG Journal Japan」の運営、専門家によるコンサルティングサービス「ESG Advisory」の提供
- - 公式サイト: シェルパHP
- - 採用情報: シェルパ採用サイト
このような挑戦的な取り組みと成長戦略を通じて、シェルパは持続可能な社会の実現に一層貢献していくことを目指していると言えます。