JTSAとDTSPの連携
2025-11-21 11:34:59

デジタルエコシステムを守る!JTSAとDTSPが新たな協力関係をスタート

デジタルエコシステムを守る新たな協力



一般社団法人トラスト&セーフティ協会(JTSA)とDigital Trust & Safety Partnership(DTSP)は、デジタルエコシステムの向上に向けた重要な一歩を踏み出しました。

2023年11月、両団体は日本とアジア太平洋地域におけるオンラインの安全性を強化するための覚書(MOU)を締結しました。この協力関係は、安全で信頼できるデジタル環境を実現するため、国際標準であるISO/IEC 25389「Safe Framework」の普及と実装を目的としています。

パートナーシップの意義



DTSPは、世界的に適用可能なベストプラクティスや標準を提供しており、JTSAは日本におけるデジタル環境の深い洞察を持っています。両団体が協力することで、知識を共有し合い、国際的な協働を進めながら、オンライン安全の実現に向けた実務と標準の普及を目指します。

DTSPのエグゼクティブ・ディレクター、David Sullivan氏は「ユーザーの安全確保は全世界に共通する課題。信頼できるパートナーとの連携が不可欠です。日本の皆様と連携し、効果的なトラスト&セーフティの実践を推進できることを嬉しく思います」と述べました。

一方、JTSAの代表理事、金谷武明氏は「デジタルサービスが普及する中で国際標準に沿ったトラスト&セーフティの実践が求められています。DTSPとの連携を基に、より安全なオンライン環境を構築するための幅広い取り組みを進めていきます」とコメントしています。

今後の展望



JTSAは、2023年11月25日(火)に開催される日本のネット文化の一大イベント「Internet Week 2025」において、Safe Frameworkの紹介を予定しています。これは、トラスト&セーフティに関する重要なセッションとして、多くの注目が集まることでしょう。このイベントを皮切りに、JTSAとDTSPは共同で活動計画を策定し、随時その進捗を発信していく計画です。

それぞれの組織について



Digital Trust & Safety Partnership(DTSP)


DTSPは、安全で信頼性の高いインターネットを実現することを目的とした国際的なイニシアチブです。ユーザーが安心してデジタルサービスを利用できる環境を作るために、業界のベストプラクティスや評価手法、国際標準の策定・普及に努めています。

一般社団法人トラスト&セーフティ協会(JTSA)


JTSAは、日本初の業界横断型トラスト&セーフティ専門団体です。プラットフォーム企業や研究者、非営利組織など、さまざまなステークホルダーが一堂に会し、新しいデジタルリスクへの対応を強化し、国際的なベストプラクティス・標準の普及を目指しています。研究や能力開発、国内外の関連団体との協力を通じて、安全で信頼できるデジタル環境の構築に日々取り組んでいます。

結論



JTSAとDTSPの協力は、デジタル社会における信頼と安全の確保に向けた重要なステップです。この取り組みにより、今後ますます安全で安心なオンライン環境が実現されることを期待しています。


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