飛騨高山での植樹イベント「Present Tree」を体験しよう!
2025年10月、岐阜県高山市で「Present Tree in 飛騨高山」の植樹ツアーが実施されました。11年ぶりの開催となるこのイベントは、環境リレーションズ研究所が推進する森林再生プロジェクトの一環として行われました。参加者は、全国各地から集まった個人や企業の支援者14名。未来に向けた森づくりを共に体験しました。
このツアーでは、植樹を通じて高山市の豊かな自然や林業に関わる地域の方々とのふれあいがあり、参加者は地域の魅力を再発見。新たな「御当地ファン」のネットワークが広がる貴重な機会となりました。
森づくりの新たな挑戦
「Present Tree in 飛騨高山」は、2011年から続くプロジェクトで、これまでに約3万本の樹木が育っています。2024年には、地元高山市、岐阜県、そして株式会社小林三之助商店との4者で協定を結び、新たに成長を続けていく予定です。今回の植樹ツアーでは、イタヤカエデとヤマザクラを合わせて100本植樹しました。
参加者の4名は過去の植樹イベントにも携わった里親企業の方々であり、彼らは初めて見る森の成長に感動。彼らからは「過去に寄付した木がこんなに育つとは思わなかった」といった反応が寄せられ、活動の成果を実感することができました。
雨模様の中での植樹祭
当日はあいにくの雨でしたが、参加者たちは「しっかりクワを使って植えることができて楽しかった」と語り、飛騨高山の森に対する愛着が深まった様子でした。高山市の清水副市長と岐阜県林政部の伊藤次長も来場し、森林再生の重要性や地域課題に対する期待感を語りました。
地域とのつながりを育む
植樹ツアーでは、参加者が高山市内を散策し、地元企業との交流もありました。飛騨家具のショールーム見学や歴史的な町並みを巡ることで、地域の文化や人々を実感。参加者からは、「ぜひまた参加したい」「食事も街並みも素晴らしかった」といった声が寄せられ、高山への愛着が深まったことを感じさせました。
これからも「Present Tree」は、里親たちと地域の継続的な交流を進め、関係人口を増やしていこうと取り組んでいきます。
中京圏から広がる支援の輪
「Present Tree in 飛騨高山」は、中京圏からのアクセスも良く、地域との連携が進んでいます。名古屋市や大阪市をはじめとする中部~関西エリアの企業とも協力して、森林再生と地域の振興を目指していきます。
支援の募集
個人や法人の皆様には、「PT飛騨高山」への支援をお待ちしております。里親制度や参加イベントがあり、誰でも気軽に森林再生に参加できる環境を整えています。興味のある方は、公式サイトをぜひご覧ください。
未来の森づくりのお手伝いとして、共に歩んでいく仲間としてのご参加を心よりお待ちしています。