アルティウスリンクが首都高速道路のお客さまセンターを強化
昨日、アルティウスリンク株式会社は、首都高速道路株式会社のカスタマーサポート業務を強化したことを発表しました。この取り組みは、日々増加するお問い合わせに24時間体制で対応し、顧客満足度を高めることを目的としています。
24時間365日の問い合わせ対応体制
首都高速道路のお客さまセンターは、以前は自社運営していましたが、24時間365日問合せに対応するための人員確保と労務管理が課題となっていました。これに対処するため、専門の業者との委託契約を検討し、最終的にはアルティウスリンクが支援することになったのです。これにより、問い合わせ内容に迅速に適切に対応する体制が整いました。
非常時対応の強化
自然災害や大型イベントなど、予測不能な事態に備え、非常時の柔軟な人員体制を整備。地震などの場合でも、あらかじめ非常参集体制を準備することで安定した運営が可能になります。これにより、オペレーターの安全を確保しつつ、顧客へのサービスを維持できる仕組みが整っています。
カスタマーハラスメント(カスハラ)の対策
カスタマーハラスメントは、オペレーターの業務に影響を及ぼす深刻な問題です。長時間にわたる苦情や不当要求、暴言などによって、働く環境が脅かされている状況があります。このため、アルティウスリンクは、社内に「切電マニュアル」を策定し、これに基づいてカスハラ対応の強化を進めています。さらに、音声認識システム「AmiVoice®」を導入し、オペレーターが話した内容をリアルタイムで記録し、可視化する仕組みを整えました。これにより、オペレーターの心理的安全性が向上し、より前向きに業務に取り組むことができる環境が実現されました。
信頼できるパートナーとして
アルティウスリンクは、今後も首都高速道路と共に「お客様第一」を追求し、迅速かつ的確な情報提供を通じて、高品質なサービスを提供できるよう努めていきます。また、今後は電話応対だけでなく、過去の問い合わせデータを蓄積し、交通状況や気象の変化に応じた情報提供を行うことで、さらに顧客のニーズに応えていく予定です。
まとめ
アルティウスリンク株式会社の取り組みにより、首都高速道路のお客さまセンターは、24時間365日お客様の問い合わせに迅速に対応できる体制が整いました。これにより、顧客へのサービス向上が期待され、安心して利用できる道路環境が実現されることでしょう。今後もこうした取り組みが他の分野にも広がっていくことを期待します。