パナソニック ホームズが受賞の快挙
パナソニック ホームズ株式会社が、東京都主催の令和7年度「東京エコビルダーズアワード」で3つの賞(4部門)を受賞しました。この快挙は、同社が3年連続で受賞しており、受賞数と部門数は過去最多を記録しました。様々な環境性能基準をクリアしたことが受賞につながりました。
環境に優しい取り組み
このアワードは、環境性能の高い建築物の普及を目指す東京都の制度であり、特に「建築物環境報告書制度」に基づく評価が行われます。東京都はこの制度を通じて、脱炭素社会の実現を促進することを目的としています。
パナソニック ホームズは、UA値とBEI値という厳しい性能基準を達成することで、「ハイスタンダード賞」の“断熱・省エネ性能”部門での受賞が決定しました。これにより、同社は省エネルギーと高い断熱性能における優れた実績を証明しました。
再生可能エネルギーの導入
さらに、再生可能エネルギーに関連する基準も満たし、2年連続で同じ部門の「再エネ設備設置量」で受賞する成果も上げました。特に新設された「ハイスタンダード+(プラス)賞」においても、再エネ設備設置量に関して評価され、受賞を果たしました。このような取り組みにより、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが強化されています。
リーディングカンパニー賞の受賞
加えて、リーディングカンパニー賞の“分譲・賃貸”部門でも受賞したことが、高く評価されました。345戸が「東京ゼロエミ住宅水準A」という厳しい基準をクリアしており、環境に優しい住宅の普及へ向けた同社の取り組みが認められた結果です。
受賞式と今後の予定
令和7年度の受賞式は、2025年11月27日(木)に東京都庁で行われる予定です。また、受賞企業の取り組み紹介やパネルディスカッションを通じて、さらなる情報共有が行われる受賞イベントは、2025年12月10日(水)から12日(金)に東京ビッグサイトで開催される「建物の脱炭素EXPO」で実施されます。
最後に
パナソニック ホームズの成果は、環境性能を高めるための自主的な取り組みの一環として、社内での知識の浸透や意識向上を図る活動を積極的に進めてきた結果です。このような先進的な取り組みにより、持続可能な未来を築く一助となることが期待されています。