デザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2025」
2025年の10月31日から11月9日まで、東京都で開催される日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2025」で、株式会社gekitetzの特異な展示が予定されています。この展示では、「void reconstruct (ykgw); / ヴォイド リコンストラクト(ヨコガワ);」というタイトルのもと、フィールドワークで集めた環境音を基にしたグラフィックインスタレーションが展開されます。サウンドが描き出す都市の輪郭を再構築し、人と街、さらには情緒的な風景との関係性を探求する内容です。
また、展示では歴清社とのコラボレーション作品も予定されています。これは、広島県横川エリアで行われた地方創生プロジェクト「ARTIST IN RESIDENCE プログラム」の一環として制作されたもので、現地での滞在制作に基づいたヴィジュアライゼーションが特徴的です。歴清社は、伝統的な箔押し技術を駆使し、新たな素材の可能性を追求する企業であり、デジタル技術と伝統工芸の融合により、独特の平面作品を展示します。
展示詳細情報
展示期間:2025年10月31日(金)- 11月9日(日)
営業時間:11:00 - 20:00(初日は18:00まで)
レセプション:11月8日(土)17:00 - 20:30
会場:東京都千代田区大手町2-5-9
「DESIGNART TOKYO 2025」自体は、東京の表参道や外苑前、原宿、渋谷、六本木、銀座地区を中心に多彩なアートとデザインの作品展示が行われます。主催は「DESIGNART TOKYO」実行委員会です。会場を行き交う人々に新たな感動を与えるとともに、アートを通じた地域活性化にも寄与するこのイベントは、多くのアーティストやクリエイターにとって重要な場となるでしょう。
また、歴清社は1905年に設立され、日本独自の伝統工芸である「不変色性の紙」を製造しており、高級ブランドの製品に使用されるなど、国内外で高い評価を得ています。これにより、キュレーションされた作品群は、ただ見るだけではなく、触れることで感じられる一体感を創出します。
今回の展示を通じて、自然や街の音のアーカイブを視覚的に楽しむことができる貴重な機会を提供し、来場者には新たな発見とインスピレーションを促すことでしょう。アートとデザインが交差するこの場で、記憶に残る体験を期待できる「void reconstruct (ykgw); / ヴォイド リコンストラクト(ヨコガワ);」をぜひお見逃しなく。